| 133号 | 
          2010年6月10日発行 | 
        
        
          
              
                | タイトル | 
                温暖化を口実に進められるプルトニウム利用が引き起こす放射能汚染 | 
               
              
                | 著 者 | 
                末田 一秀 | 
               
              
                | 要 約 | 
                地球温暖化対策としてCO2排出量が少ないとされる原子力発電が注目されるが、さまざまな論文やデータを読み解くと、原子力発電のCO2排出量は火力を上回ることはないものの、太陽光や風力よりも多く、再生可能エネルギー開発を阻害している側面さえある。さらに、高速増殖炉もんじゅの危険性、六ヶ所村の再処理工場周辺の放射能汚染の実態について解説。 | 
               
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                | タイトル | 
                京都大学35年、京都学園大学4年を振り返って | 
               
              
                | 著 者 | 
                石田 紀郎 | 
               
              
                | 要 約 | 
                京都大学を退官した後、私学の京都学園大学の教員となり、新設のバイオ環境学部の立ち上げに参画した。地方大学の生き残りをかけて、地域に根付いた大学経営、環境問題に携わる学生の育成を目指して奮闘した記録。 | 
               
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              | タイトル | 
              下水道は役に立ったか・その10 処理場の放流水質(BOD)について | 
             
            
              | 著 者 | 
              加藤 英一 | 
             
            
              | 要 約 | 
              下水道放流水の水質は下水道法により定めらており、BOD、チッソ、リンについては処理方法ごとに「計画放流水質」として設定されている。全国の下水処理場放流水の水質を下水道統計から検討すると、基準値を超えている処理場は全体の数%とおおむね良好といえる。ただし、下水道統計は年平均値のみを掲載して、法令の求める検査ごとの上限に対応していないため、最大値も記載すべきである。 | 
             
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              | タイトル | 
              汚染土壌の水洗浄処理で、進捗率向上を目指す豊島の無害化処理  
                -豊島の現状報告(10)- | 
             
            
              | 著 者 | 
              中地 重晴 | 
             
            
              | 要 約 | 
              不法投棄された廃棄物の総量の見直しが行われ、本格稼動後6年半が経過した2010年3月末現在の無害化処理量の実績は計画から大幅に遅れている。無害化処理の進捗率向上を目指し検討されている汚染土壌の水洗浄処理と今後の展望を報告する。 | 
             
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