▲ この項目のトップへ
要約 講演録(2) 水生昆虫からみた笠間川 井上 泰江
笠間川の上流域には産業廃棄物最終処分場があり、その排水が笠間川へ流入していることから、笠間川において水生昆虫を指標とした環境調査を行った。産廃排水が流入している地点では水生動物の個体数や種数が非常に少なく、生物が非常に棲みにくい場所だと考えられた。一方、河川改修工事のように一時的な攪乱からの回復は早く、生物相は1,2年で元の状態に戻ると考えられた。