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要約 下水道は役に立ったか・その5 下水道財政の赤字 加藤 英一
下水道経費の負担については「雨水公費・汚水私費」の原則があるが、私費(下水道使用量)の対象となる経費の範囲は時代によって変化している。また、赤字隠しの手法として「高資本費対策費」や「分流式下水道等に要する経費」などが設定されているが、これらが公費負担であるのは誤った制度であると考えられる。最後に全国の下水処理事業の公表データから、その効率とコストの比較の仕方を解説している。